千代の園酒造株式会社
熊本県 山鹿市 熊本県山鹿市山鹿1782
由緒
熊本県山鹿市に根差す千代の園酒造株式会社の歴史は、明治の世にまで遡るのじゃ。明治32年(1899年)、初代蔵元である徳永得助氏がこの地で創業したのであるぞ。山鹿市は古くから米どころとして知られ、清らかな水にも恵まれた、まさに酒造りにはうってつけの環境であったのじゃな。 創業当初より、徳永得助氏は、この地の豊かな自然の恵みを最大限に活かし、地域に深く根差した酒造りを目指したのである。社名「千代の園」には、「千代に八千代に栄える園」という願いが込められており、永続的な発展と、この地の人々に愛される酒造りへの強い思いが込められておるのじゃよ。 明治から大正、昭和へと時代が移り変わる中、千代の園酒造は、伝統的な製法を守りつつも、常に品質の向上と技術革新に努めてきたのである。特に、戦後の復興期には、食料統制下という困難な状況を乗り越え、地域の人々に安らぎと活力を与える酒を供給し続けたのじゃ。 平成に入ってからは、吟醸酒や純米酒といった特定名称酒の製造にも力を注ぎ、全国新酒鑑評会での金賞受賞など、数々の栄誉に輝いておるぞ。これにより、千代の園の酒は、地元熊本のみならず、全国にその名を轟かせることとなったのである。 現在も、千代の園酒造は創業以来の「品質第一」の精神を受け継ぎ、米の選定から麹造り、発酵、貯蔵に至るまで、一切の妥協を許さぬ酒造りを続けておるのじゃ。また、地域の文化や伝統を大切にし、地域社会への貢献も積極的に行っておるぞ。清らかな水と豊かな米、そして代々受け継がれてきた職人の技が織りなす千代の園の酒は、これからも多くの人々に愛され続けるであろうな。