📿 御朱印情報

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早岐神社 (速来宮)

長崎県 佐世保市 長崎県佐世保市早岐2-33-2

由緒

吾輩は白狐。早岐の地を見守りし者であるぞ。この早岐神社、通称「速来宮」の由緒を、吾輩が語ってやるのじゃ。 この社がいつこの地に産声を上げたのか、その正確な年月は、吾輩も遠い記憶の彼方じゃ。されど、古くからこの早岐の地を護りし神として、人々の信仰を集めてきたことは確かであるぞ。社に伝わる話によれば、神功皇后が三韓征伐より還る道すがら、この地に立ち寄られ、速来津姫命(はやきつひめのみこと)をお祀りしたのが始まりであると申すのじゃ。速来津姫命は海を司る神、船旅の安全を司る神として崇められ、この「早岐」という地名も、その速来津姫命に由来するというはなしであるぞ。 主にお祀りされしは速来津姫命であるが、その傍らには天照大御神、住吉三神、そして武内宿禰命も祀られておるのじゃ。速来津姫命は、かの記紀神話に登場する宗像三女神の一柱、多紀理毘売命(たぎりびめのみこと)と同一視されることもあるのじゃ。この早岐の地は、昔から海の道にとって大切な場所であったゆえ、航海の安全や、海の恵み豊かなることを祈る、信仰の中心であったのであるぞ。 江戸の世には、平戸藩主松浦の殿様も、この社を深く敬い、社殿の造り替えや修復に尽力されたと聞くのじゃ。また、早岐は長崎街道の宿場町としても栄え、多くの旅人や商人が、道中の安全を願って、この社に手を合わせたものじゃな。 明治の世になり、社格制度が定められた折には、村社として名を連ね、この地の者たちの心の拠り所として、また文化の中心として、重要な役目を果たしてきたのじゃ。今もなお、毎年秋には盛大な例大祭が執り行われ、この地の者たちの手によって、大切に護り伝えられておるのであるぞ。 早岐神社は、速来津姫命をお祀りする、まことに由緒正しき社であるのじゃ。早岐の歴史と文化を、今に伝える貴重な存在として、吾輩もこの地を護り続けてゆくのであるぞ。