野間神社
鹿児島県 野間神社(のまじんじゃ)は、南さつま市 野間神社(のまじんじゃ)は、鹿児島県南さつま市にある神社。旧名は野間権現。旧社格は村社。野間岳の八合目に鎮座する。瓊瓊杵尊・鹿葦津姫命・火蘭降尊・彦火々出見尊・火照尊を祀る。
由緒
吾輩が語る野間神社は、鹿児島県南さつま市に鎮座する神社であるぞ。かつては野間権現と称されていたのじゃな。旧社格は村社であった。野間岳の八合目という、ずいぶんと高所に鎮座しているのが、この神社の大きな特徴であるぞ。 ご祭神は、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)、鹿葦津姫命(カヤツヒメノミコト)、火蘭降尊(ホノスセリノミコト)、彦火々出見尊(ヒコホホデミノミコト)、火照尊(ホデリノミコト)の五柱じゃ。これらの神々は、日本の神話において天孫降臨や海幸山幸の物語に登場する、まことに重要な神々であるぞ。特に瓊瓊杵尊は、天孫降臨の主役として、広く知られておるのじゃよ。 野間神社の創建年については、明確な記録が残されておらぬのじゃ。しかし、野間岳という霊峰に鎮座しておること、そして「権現」という旧名を持つことから、古くから山岳信仰の対象として、人々から崇敬されてきたことが伺えるのう。「権現」とは、日本の神々が仏の仮の姿として現れたものとする神仏習合思想に基づく名称であるぞ。中世から近世にかけて広く用いられた考え方じゃな。このことから、野間神社も神仏習合の影響を強く受けていた時代があったと、吾輩は考えるのじゃ。 明治維新後の神仏分離令により、野間権現は野間神社と改称され、仏教的な要素は排されたのであるぞ。その後、近代社格制度のもとで村社に列せられ、地域の人々の信仰の中心として今日に至っておるのじゃ。野間岳の自然豊かな環境の中にあり、地域の人々にとって、五穀豊穣や家内安全、航海の安全などを祈願する大切な場所として、長きにわたり信仰を集めてきたのであるな。