鉄道神社
福岡県 福岡市 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 屋上
由緒
吾輩は白狐。鉄道神社の由緒を語ってやろう。 吾輩がこの鉄道神社に初めて足を踏み入れたのは、平成23年(2011年)3月3日、JR博多シティの開業と同時であったのじゃ。この神社は、博多駅ビルの屋上庭園「つばめの杜ひろば」の一角に、ひっそりと、しかし確かな存在感をもって鎮座しておる。駅を利用する人々や、この地に暮らす者たちの憩いの場として、また、旅の安全を祈願する神聖な場所として、その扉を開いたのであるぞ。 ここに祀られる祭神は、鉄道の安全と発展に深く関わる神々である。具体的には、交通安全の神として名高い宗像三女神、すなわち多紀理毘売命、市寸島比売命、多岐都比売命じゃ。彼女らは古くから海上交通の守護神として篤く信仰されてきたが、陸の交通、とりわけ近代の象徴である鉄道の安全をも見守る神として、この地に招かれたのであろう。 この神社は、ただ信仰の場に留まらぬ、実に興味深い場所であるぞ。九州新幹線の開業を記念して作られた、新幹線を模した「くろちゃん」の絵馬掛けや、子供たちが歓声を上げて乗り込むミニトレイン「つばめ電車」が隣接しておる。これらは、鉄道文化の発信地としての役割も担っておる証拠じゃな。 古くから交通の要衝であったこの博多の地において、近代交通の象徴である鉄道の安全運行を祈願する場として、この神社は現代に新しく創建された。地域の発展と、そこに生きる人々の安全を願う、現代的な神社として、今まさにその歴史を刻み始めておるのであるぞ。吾輩も、この地の発展と人々の笑顔を、これからも見守っていく所存じゃ。