📿 御朱印情報

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天手長男神社

長崎県 壱岐市 長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触730

由緒

長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触に鎮座する、この天手長男神社は、まことに歴史ある神社であるぞ。創建年代は不詳ではあるが、古くから壱岐の地で信仰を集めてきたことが、その佇まいからもうかがえるのじゃ。 主祭神は、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)とされておる。天忍穂耳命は、天照大神の御子神であり、高天原から葦原中国へ降臨する際に、その準備のために遣わされた神様として知られておるのじゃな。このことから、天手長男神社は、皇室の祖先神を祀る、格式高い神社であったと考えられておるぞ。 歴史的背景としては、壱岐が古くから大陸との交流の要衝であり、また記紀神話にも登場する重要な地域であったことが挙げられるな。壱岐には多くの古社が点在しておるが、天手長男神社もその一つとして、古代からの信仰の形を今に伝えておるのである。 特筆すべきは、延喜式神名帳に「天手長男神社」として記載されておることじゃ。延喜式神名帳は、平安時代中期に編纂された全国の主要な神社を記した台帳であり、これに記載されておるということは、当時すでに国家から認められた、由緒ある神社であったことを示しておるぞ。 また、壱岐島内には「天手長男神社」と「天手長比売神社」という、対になるような名称の神社が存在することから、古代の夫婦神信仰や、陰陽の思想が反映されておる可能性も指摘されておるのじゃよ。 このように、天手長男神社は、創建年代は不明ながらも、延喜式神名帳に記載されるほどの古社であり、天忍穂耳命を主祭神として祀ることで、壱岐の地における古代からの信仰と歴史を今に伝える、まことに重要な存在であると言えるのじゃ。