📿 御朱印情報

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聖光寺

福岡県 鞍手郡 福岡県鞍手郡小竹町大字新多156-1

由緒

吾輩が語るは、聖光寺という古刹の由緒であるぞ。福岡県鞍手郡小竹町大字新多に鎮座する真言宗御室派の寺院じゃな。その歴史は、この地の信仰と深く結びついておるのじゃ。 創建は、平安時代初期、弘仁年間(810年~824年)のことと寺伝には記されておる。弘法大師空海が九州巡錫の折、この地に満ちる霊気に感じ入り、一つの堂宇を建立したのが始まりじゃ。空海自らが彫刻した薬師如来を本尊として安置し、その慈悲の光は、病気平癒や無病息災を願う人々の心を古くから捉えてきたのであるぞ。 鎌倉時代には、武士階級からの信仰も厚く、特に筑前国の有力豪族からの寄進によって、伽藍が整備された記録が残されておるのじゃ。室町時代には戦乱の影響も受けたが、その度に地域住民の協力によって復興を遂げてきたのは見事であるぞ。江戸時代に入ると、福岡藩主黒田家の手厚い庇護を受け、寺領の寄進や堂宇の修復が行われ、寺勢は一層隆盛を極めたのである。この時期には、多くの学僧が集い、真言密教の教えを広める拠点としての役割も果たしたのじゃ。 明治維新後の廃仏毀釈という嵐の中では、一時的に衰退の危機に瀕したが、地域の人々の深い信仰心に支えられ、寺院としての存続を果たすことができたのであるぞ。その後も、幾度かの災害に見舞われながらも、その都度再建され、今日に至っておるのじゃ。 聖光寺は、創建以来約1200年もの長きにわたり、薬師如来の慈悲の光をもって地域の人々の心の拠り所となってきたのである。本堂には、創建以来の本尊とされる薬師如来坐像が安置されており、その穏やかなお姿は、訪れる人々に尽きせぬ安らぎを与えておるのじゃ。また、境内には、歴史の重みを感じさせる石仏や古木が立ち並び、静かで厳かな雰囲気を醸し出しておる。地域に深く根差した寺院として、年中行事や法要を通じて、今もなお多くの人々に親しまれているのであるぞ。