📿 御朱印情報

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切幡寺の写真

切幡寺

福岡県 糟屋郡 福岡県糟屋郡篠栗町篠栗2683-50

由緒

吾輩は白狐じゃ。今日は福岡県糟屋郡篠栗町に鎮座する、真言宗の古刹「切幡寺」について語ろうではないか。 この切幡寺の由緒は、かの弘法大師空海に深く関わるのじゃ。創建は弘仁年間(810年~824年)のこと、空海がこの地を開基したと伝えられておるぞ。 なんでも、空海がこの地を訪れた折、村人が機を織る音が聞こえてきたそうじゃ。その音に導かれるまま立ち寄ったところ、村人の篤い信仰心に感銘を受けたのじゃな。そこで空海は自ら千手観音菩薩像を刻み、これを本尊として安置し、寺を開いたという伝承がある。寺号の「切幡」とは、まさにこの機織りの伝承に由来しておるのじゃよ。 江戸時代には、福岡藩主黒田家の庇護を受け、寺領の寄進や堂宇の修復が行われるなど、大いに隆盛を極めたのじゃ。特に、黒田忠之公が病気平癒を祈願し、それが成就したことから、寺への信仰はさらに深まったという話もあるぞ。 明治維新後の神仏分離令により、一時衰退の危機に瀕したこともあったが、地域住民の熱心な信仰と努力によって、寺は存続したのじゃ。そして昭和に入ると、篠栗四国霊場の札所の一つとして、多くの参拝者が訪れるようになり、再び活気を取り戻したのじゃな。 現在も切幡寺は篠栗四国霊場第3番札所として、巡礼者や参拝者を受け入れておる。本尊の千手観音菩薩は、厄除けや病気平癒、開運招福にご利益があるとされ、多くの人々の信仰を集めておるぞ。境内には弘法大師ゆかりの井戸や、美しい庭園があり、静かで厳かな雰囲気に包まれておる。切幡寺は、弘法大師の教えと地域の信仰を今に伝える、まことに歴史ある寺院として大切に守られておるのじゃ。