貴布禰神社 (長浜貴布祢神社)
福岡県 北九州市 福岡県北九州市小倉北区長浜町2-21
由緒
吾輩が語るは、貴布禰神社、長浜の地に鎮座まします古き社じゃ。 創建の年は、残念ながら明確な記録には残っておらぬが、遥か昔よりこの地の守り神として、人々から篤い崇敬を受けてきたのであるぞ。祀られておるのは、高龗神(たかおかみのかみ)。記紀神話にも登場する、水の神様じゃな。雨乞いや止雨、そして水利の守護神として、その御神威は広く知られておるのじゃ。 小倉の地は、古より交通の要衝であり、また農業が盛んな地域であったゆえ、水は人々の暮らしにとって、まさに命綱であったのじゃ。故に、水の神なる高龗神を祀る貴布禰神社は、この地の民の生活に深く根差し、なくてはならぬ存在であったと、吾輩は思うておるのじゃ。 江戸時代には、小倉藩主からも厚い崇敬を受け、地域の鎮守として大切にされてきたものじゃ。明治以降も、変わらず人々の信仰を集め、今日に至るまで、長浜町の氏神様として、地域の安全と繁栄を静かに見守り続けておるのであるぞ。 現在の社殿は、幾度かの修復や改築を経て、その姿を変えてきたが、社の歴史と伝統は、脈々と受け継がれておるのじゃ。毎年行われる例祭では、多くの氏子や参拝者が集い、地域の絆を深める場となっておる。貴布禰神社は、長浜町の歴史と文化を語る上で欠かせぬ存在であり、これからも地域の人々の心の拠り所として、その役割を果たしていくことであろうのじゃ。