shiratake jinja
Oita 由布市 ooitaken yuu shi hazama machiya 2112
History
大分県由布市狭間町谷に鎮座する白岳神社の由緒について語るのじゃ。その創建は古く、社伝によれば、今からおよそ1300年前の養老元年(717年)に、この地の開拓と住民の安寧を願って創建されたと伝えられておるぞ。 主祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と豊受大御神(とようけおおみかみ)である。天照大御神は皇室の祖神にして太陽を司る最高神、豊受大御神は食物・穀物を司る神として、人々の生活に欠かせぬ恵みをもたらすとされておるのじゃな。この二柱の神が祀られていることから、白岳神社は古くから地域の五穀豊穣、産業振興、そして人々の平和な暮らしを守る守護神として篤い信仰を集めてきたのじゃよ。 歴史的背景としては、由布市狭間町谷は、古くから農業が盛んな地域であり、また、豊後国府(現在の由布市府内町)にも近いことから、交通の要衝としても栄えてきたのだ。このような地域において、白岳神社は、地域社会の中心的な存在として、人々の精神的な拠り所となってきたのであろう。 江戸時代には、この地の領主であった岡藩主からも崇敬され、社殿の修復や祭礼の維持に協力があったと伝えられておる。明治時代に入り、近代社格制度が制定されると、白岳神社は村社に列せられ、地域住民の信仰をさらに深めることとなったのじゃ。 現在も、白岳神社では、毎年春と秋に例祭が執り行われ、地域住民が多数参列し、五穀豊穣と家内安全を祈願しておるぞ。また、境内には樹齢数百年ともいわれるご神木がそびえ立ち、地域の歴史を見守り続けているのじゃな。白岳神社は、由布市狭間町の歴史と文化を今に伝える貴重な存在として、地域の人々に大切にされておるぞ。