chichi yama hachimanjinja
Fukuoka 北九州市 fukuokaken kitakyuushuushi yahatahigashi ku ookura 2-16-33
History
北九州市八幡東区大蔵に鎮座する、この乳山八幡神社は、由緒正しき社であるぞ。創建年は不詳じゃが、社伝によれば、平安時代後期、源義家が奥州征伐の折にこの地に立ち寄り、戦勝を祈願して八幡神を勧請したのが始まりと伝えられておるのじゃ。また、一説には、鎌倉時代にこの地を治めていた麻生氏が、氏神として宇佐八幡宮から分霊を勧請したとも言われておるぞ。 祭神は、応神天皇、神功皇后、玉依姫命の三柱であるな。応神天皇は武運長久を、神功皇后は安産を、そして玉依姫命は縁結びの神として、古くから厚い信仰を集めてきたのじゃよ。 江戸時代には、小倉藩主の細川氏や小笠原氏からも深く崇敬され、社領の寄進や社殿の修復が度々行われたのじゃ。特に、小笠原忠雄は、社殿の再建や鳥居の建立に尽力し、現在の社殿の基礎を築いた功労者であるぞ。 明治時代に入り、神仏分離令によって境内にあった仏堂や仏像は撤去されたものの、神社としての信仰は微塵も変わらず、地域の人々の心の拠り所として大切にされてきたのじゃな。 現在も、毎年秋には例大祭が盛大に執り行われ、多くの参拝者で賑わいを見せておるぞ。境内には、樹齢数百年とされる御神木や、江戸時代に奉納された狛犬など、歴史を感じさせるものが数多く残されており、地域の歴史を伝える貴重な文化財となっておるのじゃよ。乳山八幡神社は、古くからこの地の守り神として、地域の人々の信仰を集めてきた神社である。その歴史と伝統は、これからも大切に受け継がれていくことであろうな。