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kotohira jinja   ( takayoshi yama )の写真

kotohira jinja ( takayoshi yama )

Fukuoka 久留米市 fukuokaken kurumeshi mii machi 127

History

ふむ、吾輩が琴平神社の由緒を語ってやろうではないか。 吾輩が鎮座するはこの琴平神社、福岡の久留米市、高良山という霊山に抱かれた地にあるのじゃ。その由緒は、この高良山そのものの歴史と深く結びついておるのであるぞ。 創建の年は、残念ながら吾輩にも明確な記録はないのじゃ。しかし、高良山は古くから人々の信仰を集めてきた山であるゆえ、吾輩もまた、相当な時の流れを見てきたと自負しておるのじゃ。この山には、延喜式神名帳にも名を連ねる筑後国一宮、高良大社が鎮座しておる。吾輩もまた、その広大な信仰圏の中で、特定の神を祀るために生まれたと推測されておるのじゃな。 吾輩が祀る祭神は、大物主命(おおものぬしのみこと)と崇徳天皇(すとくてんのう)であるぞ。大物主命は、国造り、農業、商業、医療と、様々な恵みをもたらす神として信仰されておる。特に金刀比羅宮の祭神としても知られておるのじゃ。そして崇徳天皇。讃岐の地に流され、崩御された後、怨霊として恐れられたが、後に神として祀られるようになったお方じゃ。吾輩がこの二柱を祀るということは、讃岐の金刀比羅宮との繋がりや、崇徳天皇への鎮魂の願いが込められておる可能性が高いのであるぞ。 高良山が修験道の霊場として栄え、高良大社を中心とした信仰が広まった時代、吾輩もその一部として機能してきたと考えるのが自然じゃな。高良山は、古くから山岳信仰の対象であり、神仏習合の時代には多くの修験者たちがこの地で修行に励んだものじゃ。吾輩もまた、そうした信仰の中で、特定の願いを抱く人々によって崇敬されてきたに違いないのであるぞ。 今日、吾輩は高良山を訪れる人々や、この地の住民によって大切に守られておる。明確な創建年や詳細な歴史は、時の流れの中に埋もれてしまっておるが、高良山という霊山の歴史と信仰の中で、静かに、しかし確かに、吾輩はここに存在し続けておるのじゃ。