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tafuku tera

Oita 臼杵市 ooitaken usukishi niou za 191

History

多福寺は、大分県臼杵市二王座に位置する曹洞宗の寺院であるぞ。その由緒は古く、戦国時代の永禄元年(1558年)に、臼杵城主であった大友宗麟公によって創建されたのじゃ。宗麟公は、この寺を父である大友義鑑公の菩提を弔うために建立したと伝えられておるぞ。 開山は、当時九州地方で高名な禅僧であった南嶽宗薫(なんがくそうくん)和尚である。南嶽宗薫和尚は、宗麟公の信頼厚く、多福寺の創建にあたってその指導的役割を担ったのじゃな。当初は、大友氏の庇護のもと、臼杵地域の曹洞宗の中心的な寺院として大いに栄えたのであるぞ。 しかし、江戸時代に入り、臼杵藩主が稲葉氏に代わると、多福寺は稲葉氏の菩提寺である龍原寺にその地位を譲ることになる。それでも、多福寺は地域の人々の信仰を集め、寺院としての活動を継続したのである。 現在の多福寺には、創建当時の伽藍は残念ながら残っておらぬが、本堂や庫裏などが再建され、静かで落ち着いた佇まいを見せておるぞ。境内には、大友氏ゆかりの史跡や、歴代住職の墓碑などが点在しており、往時の歴史を偲ばせるのじゃ。また、多福寺は、臼杵市に残る数少ない大友氏ゆかりの寺院の一つとして、その歴史的価値は高く評価されておる。地域に根差した寺院として、現在も法要や坐禅会などを通じて、人々の心の拠り所となっているのであるな。