choukyuu tera ( reihoku machi )
Kumamoto 天草郡 kumamotoken amakusa gun reihoku machi shiki 3 8 5
History
吾輩が語るのは、熊本県天草郡苓北町志岐に位置する曹洞宗の寺院、長久寺の由緒と歴史であるぞ。これは地域の信仰と密接に結びついておるのじゃ。 創建は、戦国時代の永禄年間(1558年~1570年)と伝えられておるのじゃよ。当時の天草は、天草五人衆と呼ばれる豪族たちが割拠し、戦乱が絶えぬ時代であったのじゃな。そのような中で、人々の心の拠り所として、長久寺は創建されたと考えるのが自然であるぞ。開山は、天草の地に曹洞宗を広めたことで知られる、天草五ヶ寺の一つである円通寺の開山でもある、月窓義運大和尚であるのじゃ。 長久寺は、創建当初から地域の信仰を集め、天草の地における曹洞宗の拠点の一つとして栄えたのである。江戸時代に入ると、天草は幕府直轄領となり、キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れるが、長久寺は、仏教寺院としてその役割を果たし続け、地域の信仰を守り続けたのじゃよ。 明治時代に入り、廃仏毀釈の動きが全国的に広まるが、長久寺は、地域の住民の信仰に支えられ、その歴史を途絶えさせることなく、今日まで存続しておるのである。 現在の長久寺は、本堂、庫裏、鐘楼などを備え、地域の檀信徒の信仰の中心となっているのじゃな。また、境内には、歴史を感じさせる石仏や石塔が点在し、訪れる人々に静寂と安らぎを与えているのであるぞ。長久寺は、天草の歴史と文化を今に伝える貴重な存在であり、これからも地域の信仰を守り続けていくことだろうのじゃよ。