fudou tera
Kagoshima 鹿児島市 kako shima ken kako shima shi inarichou 36-57
History
不動寺は、鹿児島県鹿児島市稲荷町に位置する真言宗の寺院であるぞ。その創建は古く、平安時代にまで遡ると伝えられておるのじゃ。 寺伝によれば、不動寺は弘仁年間(810年~824年)に弘法大師空海によって開かれたとされておるのじゃよ。空海が九州巡錫の際にこの地を訪れ、霊感を得て不動明王を刻み、本尊として安置したのが始まりと伝えられておるのじゃな。ゆえに、本尊は不動明王であり、寺号もそれに由来しておるのである。 創建当初は真言密教の道場として栄え、多くの僧侶が修行に励んでおったものじゃ。平安時代末期から鎌倉時代にかけては、薩摩国の有力武士団である島津氏の庇護を受け、寺領の寄進や伽藍の修復が行われ、寺勢はさらに拡大したのであるぞ。 室町時代には、薩摩国の守護大名となった島津氏の祈願寺として信仰を集めたのじゃ。特に、戦国時代には島津義久が深く帰依し、戦勝祈願のために度々参詣したと伝えられておる。また、この頃には寺院の周辺に門前町が形成され、地域の文化・経済の中心地としても栄えたのじゃよ。 江戸時代に入ると、薩摩藩主島津氏の厚い保護のもと、寺院の整備が進められた。特に17世紀後半には、島津光久によって大規模な伽藍の