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tsuridono miyaの写真

tsuridono miya

Fukuoka みやま市 fukuokaken miyama ichinose takamachi oomikami 2 6 8 6

History

福岡県みやま市瀬高町太神に鎮座する、歴史深き釣殿宮じゃな。その由緒は非常に古く、創建は貞観元年(859年)と伝えられておるぞ。この年は平安時代前期にあたり、律令制が確立され、仏教文化が栄えた時代であったのじゃ。 主祭神として祀られておるのは、玉依姫命(たまよりひめのみこと)である。玉依姫命は海神の娘であり、初代神武天皇の母であるという、神話上も重要な位置を占める女神であるぞ。海上交通の安全や安産、子育ての神として広く信仰されておるのじゃよ。釣殿宮が筑後川の河口近くに位置しておることから、水と深き縁のある神が祀られているのは、まことに自然なことであるな。 釣殿宮の歴史は、地域の人々の信仰と共に歩んできたのである。江戸時代には、柳川藩主立花氏の崇敬を受け、社殿の造営や修復が行われた記録が残されておるぞ。特に寛永年間(1624年~1644年)には、立花宗茂公によって社殿が再建されたと伝えられておるのじゃ。これは、当時の藩主が地域の安寧と繁栄を祈願し、神社を厚く保護していた証であるな。 明治時代に入ると、神仏分離令により、それまで境内にあった仏教施設は分離されたが、釣殿宮は変わらず地域の人々の信仰の中心として存続したのである。現在も毎年例祭が行われ、多くの参拝者が訪れておるぞ。 釣殿宮は、創建以来1100年以上の長きにわたり、地域の人々の生活に深く根ざし、信仰を集めてきた神社であるのじゃ。玉依姫命を祀ることで、海上安全や安産、子育ての守護神として、また地域の歴史と文化を伝える貴重な存在として、その役割を果たし続けておるのであるよ。