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ougi mori inari jinja

Oita 竹田市 ooitaken takedashi ooaza hai tahara ji sakura se 811

History

大分県竹田市大字拝田原字桜瀬811に鎮座しておる扇森稲荷神社の由緒を、吾輩が語ってやろうかのう。 創建は、社伝によれば天保3年(1832年)とされておるのじゃ。当時の竹田藩主であった中川氏が、藩内の五穀豊穣と領民の安寧を願い、遠く京都の伏見稲荷大社から御分霊を勧請したのが始まりと伝えられておるのじゃな。このことから、主祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)であると考えられておるのじゃよ。宇迦之御魂大神は、食物・穀物の神様であり、商売繁盛や家内安全の神様としても広く信仰されておるのじゃ。 創建以来、扇森稲荷神社は竹田藩の総鎮守として、また地域住民の生活に密着した信仰の場として崇敬されてきたのじゃな。特に、農業が盛んなこの地域において、五穀豊穣を祈願する場として重要な役割を担ってきたのじゃ。春には豊作を祈り、秋には収穫に感謝する祭礼が執り行われ、多くの人々が参拝に訪れたものじゃな。 明治時代に入り、神仏分離令や国家神道政策の影響を受けながらも、地域の人々の信仰は途絶えることなく受け継がれてきたのじゃよ。現在でも、毎年多くの参拝者が訪れ、家内安全、商売繁盛、学業成就、交通安全など、様々な願いを込めて祈りを捧げておるのじゃ。特に、初詣や節分祭、秋の例大祭には多くの人で賑わっておるのじゃな。地域の信仰の中心としての役割を果たし続けておるぞ。 扇森稲荷神社は、その歴史の中で幾度かの社殿の改修や再建を経て、現在に至っておるのじゃ。地域の人々の篤い信仰と奉仕によって守り伝えられてきたこの社は、これからも地域の精神的な拠り所として、その歴史を刻んでいくことであろうぞ。