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日光で御朱印がいただける神社10選|東照宮・二荒山神社と奥日光の聖地

目次

日光は、1999年にユネスコ世界文化遺産に登録された「日光の社寺」を中心に、徳川家康を祀る日光東照宮から奥日光・中禅寺湖畔の神社まで、重層的な信仰の歴史が積み重なった神域。この記事では、御朱印がいただける日光の神社10社を厳選してご紹介します。各神社の歴史・ご利益・御朱印の特徴と授与情報をお届けします。


1. 日光東照宮(日光市山内)

日光東照宮の陽明門。豪華絢爛な装飾に日本建築の粋が集まる

ご祭神: 徳川家康公(東照大権現)

1617年に徳川家康公の霊廟として創建、1636年に三代将軍・家光によって大規模改築された日本屈指の霊社。国宝・重要文化財55棟が境内に並び、「見ざる聞かざる言わざる」の三猿、「眠り猫」などの名彫刻で知られます。年間500万人以上が参拝する日本有数の観光・信仰の地。

  • 御朱印の特徴: 「東照大権現」の堂々たる墨書きに葵の紋と神璽。徳川三百年の威光を感じる格調高い一体
  • 初穂料: 500円
  • アクセス: JR/東武「日光駅」からバス「西参道」または「表参道」下車すぐ
  • 見どころ: 陽明門(国宝)、三猿・眠り猫、奥宮(家康公の廟所)、五重塔

授与情報

項目内容
授与時間9:00〜17:00(11〜3月は〜16:00)
授与場所社務所
書き置き/直書き直書き(混雑時は書き置き併用)
限定御朱印あり(春秋例大祭・正月)

2. 日光二荒山神社(日光市山内)

日光二荒山神社本殿。日光の三社詣の中心を担う世界遺産の神社

ご祭神: 大己貴命・田心姫命・味耜高彦根命

奈良時代の782年に勝道上人が創建した、日光信仰の根本社。男体山・女峰山・太郎山の三山を御神体とし、縁結び・産業・農業のご利益で知られます。世界遺産「日光の社寺」の構成資産の一つ。境内には樹齢600年以上の御神木「大国殿の縁結びの木」があります。

  • 御朱印の特徴: 「二荒山神社」の端正な墨書きに二荒山大神の神璽。古代日光信仰の霊威を感じる清廉な一体
  • 初穂料: 500円
  • アクセス: JR/東武「日光駅」からバス「西参道」下車徒歩5分
  • 見どころ: 本殿(重要文化財)、縁結びの木、宝物館、神苑

授与情報

項目内容
授与時間9:00〜17:00(11〜3月は〜16:00)
授与場所社務所
書き置き/直書き直書き
限定御朱印あり(弥生祭・例大祭・正月)

3. 神橋(日光二荒山神社 神橋)

ご祭神: 二荒山大神(二荒山神社の管理施設)

二荒山神社が管理する、大谷川に架かる朱塗りの橋。奈良時代に勝道上人が日光開山の際、深沙大王が現れて大蛇を橋にしたとの伝説が残る神聖な橋です。国の重要文化財に指定されており、橋の上からの大谷川の眺めは格別。橋の渡橋には料金がかかりますが、神橋前の社務所で御朱印がいただけます。

  • 御朱印の特徴: 「神橋」の清楚な墨書きに二荒山の神印。日光玄関口の神聖な橋らしい凛とした一体
  • 初穂料: 500円
  • アクセス: JR/東武「日光駅」から徒歩約20分、またはバス「神橋」下車すぐ
  • 見どころ: 朱塗りの神橋(重要文化財)、大谷川の渓流、周辺の杉並木

授与情報

項目内容
授与時間9:00〜17:00(季節により変動)
授与場所神橋前社務所
書き置き/直書き直書き
限定御朱印あり(春秋例大祭期間)

4. 瀧尾神社(日光市山内)

ご祭神: 田心姫命

日光山内の奥、女峰山の登山口近くに鎮まる古社。日光東照宮から徒歩20〜30分の山道を歩いた先にあり、「縁結び・子授け・安産」のご利益で知られます。楼門・本殿ともに重要文化財に指定されており、境内の「運試しの鳥居」(穴に石を3回投げ入れれば願いが叶う)が参拝者に人気。

  • 御朱印の特徴: 「瀧尾神社」の素朴な墨書きに女峰山の清廉な印。山奥の古社らしい静謐な一体
  • 初穂料: 500円
  • アクセス: 日光東照宮から徒歩約25分(山道を経由)
  • 見どころ: 楼門・本殿(重要文化財)、運試しの鳥居、千本杉

授与情報

項目内容
授与時間9:00〜16:30(季節により変動、社務所確認推奨)
授与場所社務所
書き置き/直書き直書き
限定御朱印あり(例祭期間)

5. 本宮神社(日光市山内)

ご祭神: 味耜高彦根命

日光二荒山神社の旧鎮座地とされる古社。現在の場所に遷座する前、二荒山神社がこの地に祀られていたと伝わります。東照宮・二荒山神社に次ぐ世界遺産構成資産の一つとして格式を保ちます。境内は静かで参拝者も少なく、じっくりと御朱印を拝受できます。

  • 御朱印の特徴: 「本宮神社」の古風な墨書き。日光信仰の源泉にふさわしい古格を感じる一体
  • 初穂料: 500円
  • アクセス: 日光二荒山神社から徒歩約5分
  • 見どころ: 本殿(重要文化財)、静寂な境内、周辺の老杉

授与情報

項目内容
授与時間9:00〜16:30
授与場所社務所
書き置き/直書き直書き
限定御朱印あり(例大祭)

6. 二荒山神社中宮祠(日光市中宮祠)

ご祭神: 大己貴命

中禅寺湖の湖畔に鎮座する二荒山神社の中宮。男体山(標高2,486m)への登拝口であり、「男体山登拝大祭」(4月25日〜11月11日)の期間は山頂の奥宮への登拝が可能です。湖と山が織りなす絶景の中にある神社で、御朱印も登拝記念印を含む複数種類が揃います。

  • 御朱印の特徴: 「二荒山神社中宮祠」の力強い墨書き。男体山登拝の神社らしい山岳信仰の霊威を感じる一体(登拝記念御朱印も人気)
  • 初穂料: 500〜1,000円(登拝記念は別途)
  • アクセス: JR/東武「日光駅」からバス「二荒山神社中宮祠」下車すぐ(約50分)
  • 見どころ: 中禅寺湖の絶景、男体山登拝(4〜11月)、湖畔の自然

授与情報

項目内容
授与時間9:00〜17:00(登拝期間中)
授与場所社務所
書き置き/直書き直書き
限定御朱印あり(男体山登拝記念・湖水まつり)

7. 二荒山神社奥宮(男体山山頂)

ご祭神: 大己貴命

男体山(2,486m)の山頂に鎮まる二荒山神社の奥宮。奈良時代から続く山岳信仰の聖地で、勝道上人が782年に初登頂して以来、修験道の霊場として崇められてきました。登拝期間(4月25日〜11月11日)のみ参拝可能で、山頂での御朱印は登拝者のみが受けられる特別な一体。

  • 御朱印の特徴: 「二荒山神社奥宮」の荘厳な墨書き。男体山頂に立つ者だけが得られる、達成感と霊威が込もった一体
  • 初穂料: 500円(登拝料別途500円)
  • アクセス: 中宮祠から登山(片道約3〜4時間、上級者向け)
  • 見どころ: 山頂からの壮大な眺望、奥宮の神剣・鉄の鳥居、星空

授与情報

項目内容
授与時間登拝期間中の日中のみ
授与場所山頂奥宮社務所
書き置き/直書き直書き(書き置きのみの日もあり)
限定御朱印あり(登拝記念・山開き)

8. 日枝神社(日光市山内)

ご祭神: 大山咋神

日光山内の北東に静かに鎮まる小社で、日光の鬼門を守護すると伝わります。東照宮・二荒山神社に比べて訪れる参拝者は少なく、静寂の中でのお参りが叶います。世界遺産の神域内にありながら、地元の人々に愛され続ける素朴な神社。

  • 御朱印の特徴: 「日枝神社」の素朴な墨書き。日光山内の守護神としての静かな存在感を感じる一体
  • 初穂料: 500円
  • アクセス: 日光東照宮から徒歩約10分
  • 見どころ: 静寂な境内、周辺の杉の大木、鬼門守護の由緒

授与情報

項目内容
授与時間9:00〜16:30(要確認)
授与場所社務所
書き置き/直書き書き置き中心
限定御朱印なし(通常一種)

9. 報徳二宮神社(日光市今市)

ご祭神: 二宮金次郎(二宮尊徳命)

薪を背負いながら本を読む少年像で知られる二宮金次郎(二宮尊徳)を祀る神社。尊徳は今市(現在の日光市今市)の農村復興に力を尽くした偉人で、ゆかりの地に建てられました。勤勉・知恵・農業のご利益で知られ、地元の崇敬を集めています。

  • 御朱印の特徴: 「報徳二宮神社」の謹厳な墨書きに二宮尊徳の神印。勤勉と感謝の精神を感じる一体
  • 初穂料: 500円
  • アクセス: 東武「下今市駅」から徒歩約10分
  • 見どころ: 二宮金次郎像、尊徳翁の遺徳を伝える資料、静かな境内

授与情報

項目内容
授与時間9:00〜16:30
授与場所社務所
書き置き/直書き直書き
限定御朱印あり(例大祭)

10. 晃石神社(栃木市大平町)※日光広域

ご祭神: 経津主命・天日鷲命

栃木市(旧大平町)の晃石山(419m)の山頂に鎮まる神社で、日光広域エリアの御朱印巡りに含める参拝者も多い関東の山岳信仰の地。山頂からは関東平野を一望でき、ハイキングと御朱印巡りを組み合わせる参拝者に人気。麓の太平山神社と合わせて訪れることが多い。

太平山神社(栃木市大平町)との組み合わせが一般的

  • 御朱印の特徴: 「晃石神社」の清廉な墨書き。山頂の神社らしい澄んだ霊威を感じる一体
  • 初穂料: 500円(社務所がない場合は書き置き対応)
  • アクセス: JR「大平下駅」から徒歩約60分(ハイキングコース経由)
  • 見どころ: 山頂からの関東平野の眺望、太平山神社との縦走コース、桜とツツジ(春)

授与情報

項目内容
授与時間要事前確認
授与場所山頂祠・麓社務所
書き置き/直書き書き置き中心
限定御朱印あり(例大祭)

効率的な御朱印巡りのコース

世界遺産コース(1日)

神橋日光東照宮日光二荒山神社本宮神社瀧尾神社

奥日光コース(1日)

二荒山神社中宮祠(男体山登拝・体力のある方)二荒山神社奥宮 → 中禅寺湖散策

日光+今市コース(1日)

日光山内3社報徳二宮神社(今市)


御朱印巡りの心得

日光参拝の注意点

  1. 混雑対策 - 東照宮は土日・大型連休に大変混む。平日・早朝参拝が御朱印受付待ち時間の短縮に有効
  2. 山内の移動 - 神橋から東照宮まで徒歩約20分。瀧尾神社は山道のため歩きやすい靴が必須
  3. 奥日光への移動 - 中宮祠まではバスで約50分。いろは坂の紅葉シーズン(10月)は大渋滞に注意
  4. 男体山登拝 - 本格登山装備が必要。体力と天候確認の上で

おすすめの時期

  • 春(4〜5月): 弥生祭(4月)、桜、男体山登拝開始(4月25日〜)
  • 夏(6〜8月): 涼しい奥日光、例大祭(5月・10月)
  • 秋(10〜11月): 紅葉の名所、男体山登拝最終期(〜11月11日)
  • 冬(12〜3月): 雪の東照宮、澄んだ空気の参拝

日光の神社巡りは、世界遺産の華麗な社殿から山岳信仰の聖地まで、日本の神道の重層的な歴史が体感できる稀有な場所。御朱印帳を持って、豪華絢爛な陽明門から静寂の男体山頂まで、自分だけの参拝ルートを歩んでみてください。


Photo credits: All images are from Wikimedia Commons under Creative Commons licenses. 陽明門 by Adam Jones from Kelowna, BC, Canada, CC BY-SA 2.0, Wikimedia Commons 二荒山神社本殿 by Fg2, Public Domain, Wikimedia Commons

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