牛天神北野神社 例大祭2026──5月24・25日、境内社含む5種の限定御朱印
今週末、東京・文京区の牛天神北野神社で年に一度の例大祭が執り行われる。5月24日(日)・25日(月)の2日間、境内社を含む計5種類の限定御朱印が頒布される予定だ。
牛天神とは何か
「牛天神(うしてんじん)」は、東京都文京区春日1丁目に鎮座する北野神社の通称だ。祭神は菅原道真(天神様)。
「牛」の名がつく由来は、源頼朝にまつわる伝承にある。1184年(元暦元年)、頼朝が奥州征討に向かう途上でこの地を通りかかり、松の木の根元で休憩した。そのとき夢枕に牛に乗った天神様が現れ、「二つの吉事がある」と告げたという。その後まもなく頼朝は念願の鎌倉幕府を開き、源氏の覇権を確立した。
頼朝はこの地に北野天神を勧請し、牛の形をした石(撫石)を奉納した。以来「なでうし」として受け継がれ、現在も拝殿前に置かれた石の牛を撫でることで「願いが叶う」「頭が良くなる」とされ、受験生や学業成就を願う参拝者が絶えない。天神様(菅原道真)が学問の神であることとも相まって、文京区という学術・教育の地域性にも深く根ざした信仰がある。
例大祭と5種の限定御朱印
北野神社の例大祭は毎年5月24〜25日に開催される。この2日間は通常の御朱印に加え、例大祭を記念した限定御朱印を授与するのが近年の慣習となっている。
2026年は境内社を含む5種類が頒布される見込みだ。北野神社の境内には複数の摂社・末社が並ぶ。三輪神社(大物主命)や稲荷社などがあり、それぞれの社に対応した御朱印は通常でも授与されているが、例大祭の時期には特別仕様の朱印が重なる形になる。
頒布の傾向(例年):
- 本社御朱印の例大祭記念版(天神様・梅・牛などのモチーフ)
- 境内各社それぞれの例大祭仕様
- 書き置き対応(混雑時)
ただし枚数に制限があるため、午前中早めの参拝が望ましい。公式の頒布情報は北野神社のSNSで随時告知されるため、事前に確認しておくとよい。
「文京区の神社」という文化圏
文京区は東京の中でも神社密度が高い地区の一つだ。湯島天神(湯島天満宮)、根津神社、三嶋大社(東京大神宮に対する東日本の一之宮ではないが)など、著名な社が集中している。
この背景には、江戸時代の都市構造がある。文京区一帯は武家屋敷と寺社が混在した地域であり、多くの社が大名や旗本の氏神として守られた。明治の神仏分離後も、地域の氏子組織が維持し続けたことで現代まで存続している社が多い。
牛天神北野神社はその典型だ。小さな丘(「牛天神山」と呼ばれた)に鎮座するこの社は、市街地の真ん中にいながら、境内に入ると鳥の声と木立に包まれる独特の静けさがある。
アクセスと参拝の注意点
最寄り駅: 東京メトロ南北線・丸ノ内線「後楽園」駅 徒歩5分 / 都営三田線「春日」駅 徒歩3分
住所: 東京都文京区春日1-5-2
例大祭日時: 2026年5月24日(日)・25日(月)
例大祭当日は周辺が混雑することがある。御朱印を確実に受けたい場合は午前の早い時間帯(9〜11時台)を狙うとよい。書き置きでの対応が中心になる可能性もある。
東京の神社巡りを計画している人へ
牛天神北野神社は単独で訪れても十分だが、文京区には徒歩圏内に根津神社・湯島天神・小石川大神宮など複数の社が集まっている。例大祭の週末に文京区を一日かけて巡るプランは、御朱印収集の観点からも効率的だ。
東京エリアの神社をまとめて知りたい場合は東京の御朱印巡りガイド──23区・主要神社と参拝ルートも参考にしてほしい。御朱印の受け方や季節ごとの見どころも合わせて掲載している。
情報ソース:
画像クレジット: 「Kitano-jinja (Kasuga, Bunkyo) 01」 by Higa4, Wikimedia Commons, CC0 1.0
この記事の情報は2026年5月20日時点のものです。御朱印の頒布状況・枚数は当日の状況により変更になる場合があります。各神社の公式SNSでご確認ください。


