賀毛神社
📍 三重県いなべ市 いなべ市北勢町垣内718
基本情報
由緒
ふむ、吾輩が語るは、賀毛神社、その由緒深き物語であるぞ。 いなべ市北勢町垣内718に鎮座する賀毛神社は、実に和銅3年、遥か昔の710年に創建されたと伝えられておるのじゃ。かの時代は、平城京への遷都がなされ、律令国家の礎が築かれし、まさに変革の時であったな。 この社の主祭神は、賀茂建角身命と玉依姫命である。賀茂建角身命は、神武天皇の東征の折、八咫烏となりて道なき道を導かれし神。故に導きの神、開運の神として、人々の崇敬を集めておるのじゃ。そして、その御子神である玉依姫命は、賀茂別雷命の母神にして、子授け、安産の御利益を授ける女神であるぞ。この祭神の系譜こそ、京都に鎮座する賀茂神社、すなわち上賀茂神社と下鴨神社との深き繋がりを物語るものじゃな。 この地は古より、交通の要衝であり、また豊かな実りをもたらす農業が盛んな地域であった。故に、賀毛神社は地域の守護神として、また五穀豊穣を祈る場として、厚く信仰されてきたのである。江戸時代には、桑名藩主からの崇敬も篤く、社殿の造営や修復が幾度となく行われた記録も残されておる。明治に入り、神仏分離令が発布された後も、地域の鎮守として、また国家神道体制下においても、その神聖なる位置づけを揺るがせることはなかったのじゃ。 現代においても、賀毛神社は地域の氏神様として、変わらず人々の信仰を集めておる。毎年執り行われる例祭では、地域の安全と繁栄が切に祈願されておるのじゃな。創建より約1300年もの長きにわたり、この地の歴史と文化を静かに見守り続けてきた神社、それが賀毛神社であるぞ。
ご利益
開運導き子授け安産五穀豊穣地域安全