矢川神社
📍 滋賀県甲賀市 甲賀市甲南町森尻70
基本情報
御祭神 素盞嗚尊、稲田姫命
由緒
吾輩が見守りし甲賀の地、甲南町森尻に鎮座するは矢川神社なのじゃ。創建は和銅年間(708〜715年)と伝えられ、今より千三百年の昔に遡る古社であるぞ。祀られしは荒ぶる神にして疫病を退け開運を招く素盞嗚尊と、その妃にして良縁と安産を授ける稲田姫命じゃ。古より農の民の暮らしに寄り添い、五穀豊穣と疫病退散を祈る社として崇められてきたのじゃ。かつては広大な社領を持ちし大社であったが、戦国の乱と幾度の火災を経て縮小し、現在の社殿は江戸末期から明治にかけて再建されたものなのじゃ。境内には数百年の齢を重ねた御神木が立ち、古き石灯籠が往時を静かに物語っておる。毎年七月の例大祭には神輿が繰り出し、地域の民が五穀と平穏を祈願する。吾輩もその祈りを、今も変わらず見守っておるのじゃよ。