日光東照宮 春季例大祭2026|流鏑馬と千人武者行列、5月17・18日
日光東照宮の春季例大祭が2026年5月17日(日)・18日(月)に斎行される。徳川家康公を祭神とする日光東照宮の最大祭事のひとつで、流鏑馬神事と百物揃千人武者行列が2日間で行われる。
日光東照宮と家康公
日光東照宮は、1617年(元和3年)に徳川家康公を祀るために創建された。家康公はもともと駿河国の久能山に葬られていたが、遺言に従って翌年に日光へ改葬されている。現在の社殿群は1636年(寛永13年)に三代将軍家光が大規模に造営したもので、陽明門(ようめいもん)をはじめとする彫刻群は江戸初期の装飾芸術の集大成ともいえる。1999年にユネスコ世界文化遺産に登録された。
春季例大祭はこの改葬の故事を再現する祭事として位置づけられている。
5月17日(日)|流鏑馬神事
表参道の特設馬場で流鏑馬神事が行われる。
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 13:00 | 五重塔前にて弓矢渡し式・みそぎ行事 |
| 13:15 | 射手が表参道の特設馬場に入場 |
| 13:30 | 流鏑馬神事 開始 |
流鏑馬は馬を駆けながら3か所の的を弓で射る騎射神事で、武家社会の奉納行事として中世から続く形式だ。日光では表参道という参道そのものが会場になるため、境内の雰囲気の中で見られる。観覧は無料。
5月18日(月)|百物揃千人武者行列
家康公の久能山から日光への改葬行列を再現する神輿渡御祭。三基の神輿を中心に総勢1,200人余りが装束姿で参道を往復する。
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 11:00 | 日光二荒山神社前 進発 |
| 12:00 | 御旅所祭 |
| 13:00 | 御旅所より帰還 出発 |
行列の構成は武士・稚児・山伏・神職など多岐にわたり、江戸時代の装束をそのまま再現している。1キロ近い隊列が参道を埋める規模で、朝から場所取りが始まることが多い。観覧は無料。
御朱印
日光東照宮では「日光東照宮」「東照宮奥宮」の2種類の御朱印を常時授与している。例大祭期間中の特別御朱印については、例年詳細が祭典直前に公式サイトで案内されるため、5月に入ってから確認するのが確実だ。
奥宮は本社から急な石段を登った奥の院にあり、家康公の墓所(奥宮宝塔)が安置されている。奥宮まで足を運ぶ参拝者は少なく、御朱印も本社より静かにいただける。
立ち回りと注意点
5月17日(日)・18日(月)は三社祭(浅草、5月15〜17日)と時期が近いため、前週末から連続で遠征するルートを組む人も多い。
日光は新宿・浅草からの日帰りアクセスが整っているが、春の例大祭期間は東武日光駅から神橋・表参道までのシャトルバスが混雑する。駅前の発着時間は混雑を見越して余裕を持つ必要がある。
表参道の観覧場所は決まった有料桟敷席はないが、早い人は午前中から石段や石灯籠の近くに場所を確保し始める。千人武者行列(18日)は午前中に進発するため、11時前には現地に入っておきたい。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年5月17日(日)・18日(月) |
| 神社名 | 日光東照宮 |
| 住所 | 栃木県日光市山内2301 |
| アクセス | 東武日光駅・JR日光駅から徒歩約30分またはバス |
| 参拝時間 | 4〜10月 8:00〜17:00(最終入場16:30) |
| 入拝料 | 大人1,300円(社殿内拝観含む) |
| 御朱印授与 | 参拝時間内 |
| 公式サイト | toshogu.jp |
流鏑馬を見るなら17日、千人の行列を見るなら18日。どちらか一方でも、日光という場所の密度は十分だ。世界遺産の建造物群を背景に行われる祭事は、観光施設の「展示」ではなく、今も続く祭礼として機能している。その違いは現地で感じた方が早い。
画像: “Nikko Toshogu Yomeimon Gate 2024” by Jpatokal, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
情報源: 日光東照宮 公式サイト / 日光旅ナビ


