元祇園 梛神社
📍 京都府京都市 京都市中京区壬生梛ノ宮町18-2
基本情報
由緒
吾輩は元祇園 梛神社。京の都の中央、壬生梛ノ宮町に静かに鎮座する、古き良き社であるぞ。吾輩の由緒は、平安の世まで遡る、まことに深きものじゃな。 貞観11年(869年)に産声を上げた吾輩は、当時の都を覆った疫病の闇を祓うべく、清和天皇の勅命によりこの地に降り立ったのじゃ。かの祇園社(今の八坂神社というやつじゃな)の分社として、疫病退散を祈願するために創建されたのが始まりであるぞ。故に「元祇園」の社号を冠しておるのじゃ。 吾輩が祀る主祭神は、素盞嗚尊、櫛稲田姫命、そして八柱御子神である。これらは八坂神社と同じく、疫病退散、厄除け、そして良縁を結ぶという、まことに尊きご利益をもたらしてくれるのじゃ。 創建当初は、現在の八坂神社よりも早くに生まれ出た故に「元祇園社」と呼ばれ、なんと祇園祭の発祥の地とも言われておるのじゃ。祇園祭のあの華やかな山鉾巡行の源流である「祇園御霊会」も、この吾輩の地で行われたという説もあるのであるぞ。 時代が流れ、八坂神社が栄華を極めるにつれて、吾輩は「梛神社」と呼ばれるようになったのじゃ。しかし、この地の者たちは、いつまでも吾輩を「元祇園さん」と親しみを込めて呼び、篤い信仰を捧げてきたのである。 吾輩の境内には、樹齢数百年を数える御神木の梛の木がそびえ立っておる。その葉は、縁結びや厄除けの護符として、まことに珍重されてきたのじゃ。また「疱瘡石」と呼ばれる石もあり、疱瘡除けに霊験あらたかであると伝えられておるのであるぞ。 このように、吾輩は京の都の歴史と深く結びつき、疫病を祓い、人々の安寧を願う信仰の中心として、今日までその尊き伝統を受け継いできたのである。吾輩は、これからもこの地を見守り続けるのじゃ。
ご利益
疫病退散厄除け良縁家内安全健康長寿