沖縄の神社は、本土の神社とはひと味違う。薄曇りの空の下、海を見下ろす崖の上に鎮座する波上宮。石灰岩の鍾乳洞がそのまま本殿になっている普天間宮。朱色の鳥居の奥に熱帯の緑が茂る末吉宮。本土の神道が根付く前から、この島には「御嶽(うたき)」と呼ばれる独自の聖域が点在し、祭祀は巫女的存在の「ノロ」が担っていた。
琉球王国は15世紀から17世紀にかけて栄え、独自の宗教・文化を育んだ。薩摩藩の侵攻(1609年)以降、本土の神道文化が流入したが、琉球の土着信仰は消えなかった。むしろ神道と融合し、「琉球八社」と呼ばれる8つの主要神社が成立した。この8社は現在も沖縄の宗教的・文化的中心として機能し、御朱印巡りの舞台にもなっている。
この記事では御朱印がいただける沖縄の神社10社を厳選。各社の歴史・ご利益・御朱印の特徴から、授与時間・アクセスまで徹底解説する。
琉球八社とは
「琉球八社(りゅうきゅうはちしゃ)」とは、琉球王府が管理を担い、国家的な祭祀を行った沖縄の主要8神社の総称。江戸時代には薩摩藩の支援のもと社格が定められ、本土の一宮制度に相当する権威を持っていた。
| 社名 | 所在地 |
|---|---|
| 波上宮 | 那覇市 |
| 沖宮 | 那覇市 |
| 識名宮 | 那覇市 |
| 普天間宮 | 宜野湾市 |
| 安里八幡宮 | 那覇市 |
| 末吉宮 | 那覇市 |
| 天久宮 | 那覇市 |
| 金武宮 | 金武町 |
8社のうち7社が那覇市と近郊に集中しており、那覇を拠点にした御朱印めぐりで一気に集めることも可能だ。
1. 波上宮(なみのうえぐう)|那覇市

ご祭神: 伊弉冉尊・速玉男尊・事解男尊(熊野三神)
沖縄を代表する神社で、琉球八社の筆頭。那覇市の若狭地区、海に突き出した琉球石灰岩の断崖の上に鎮座している。眼下には波上ビーチが広がり、海と一体になった景観は沖縄の神社ならではだ。14世紀、漁師が海から流れてきた木像を祀ったのが起源とも伝わる。
琉球王国時代は国家の安泰と航海の守護を祈願する場として、歴代国王が参拝した聖地。現在も初詣の参拝者数は沖縄最多を誇り、元旦の深夜から長蛇の列が続く。
- 御朱印の特徴: 「波上宮」の格調高い墨書きに、波と朱色の印。沖縄最古級の神社にふさわしい堂々とした構成
- 初穂料: 500円
- アクセス: 那覇バスターミナルから路線バス「波上宮前」下車すぐ。モノレール旭橋駅から徒歩約15分
授与情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授与時間 | 9:00〜17:00 |
| 授与場所 | 社務所 |
| 書き置き/直書き | 直書き(混雑時は書き置き) |
| 限定御朱印 | あり(正月・夏越大祓など) |
2. 沖宮(おきのみや)|那覇市

ご祭神: 天受久女龍宮王御神(天照大御神の神勅を受けた神格)
琉球八社のひとつで、那覇市の奥武山公園内に鎮座する。沖縄県護国神社と隣接しており、広い公園の中に参道が続く緑豊かな神社だ。起源は14〜15世紀とされ、琉球王国の守護神として崇敬されてきた。
沖宮の御朱印はカラフルで美しいデザインが多く、アートとしての御朱印に興味があれば必訪。宮司自らが筆を執ることもあり、個性的な墨書きが魅力だ。境内には「龍神の御神水」と呼ばれる湧き水があり、参拝者が訪れる。
- 御朱印の特徴: 鮮やかな色彩と独自の図案が特徴。沖縄の神社の中でも特にアーティスティックな御朱印として評判が高い
- 初穂料: 500円〜(種類により異なる)
- アクセス: モノレール奥武山公園駅から徒歩5分
授与情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授与時間 | 9:00〜17:00 |
| 授与場所 | 社務所 |
| 書き置き/直書き | 直書き・書き置き両方あり |
| 限定御朱印 | あり(月替わり・季節限定など多数) |
3. 識名宮(しきなぐう)|那覇市

ご祭神: 伊弉冉尊・速玉男尊・事解男尊・衝立船戸神
琉球八社のひとつ。那覇市の識名エリアに鎮座し、ユネスコ世界文化遺産「識名園(しきなえん)」の近くにある。識名園は琉球国王の別邸として18世紀末に造営された名園で、両者を組み合わせた参拝コースが人気。
神社は住宅街の中に静かに佇んでおり、観光地化されていない素朴な雰囲気が特徴だ。熊野三神に加え、水神・海上安全の神格も合祀されており、沖縄の海洋文化との関わりを感じさせる。
- 御朱印の特徴: 「識名宮」の落ち着いた墨書き。琉球石灰岩の境内の静けさを反映するような素朴な一体
- 初穂料: 500円
- アクセス: 那覇バスターミナルから路線バス「識名園前」下車徒歩5分
授与情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授与時間 | 9:00〜16:00 |
| 授与場所 | 社務所 |
| 書き置き/直書き | 直書き(不在時は書き置き) |
| 限定御朱印 | あり(大祭・正月など) |
4. 普天間宮(ふてんまぐう)|宜野湾市

ご祭神: 琉球古神道の聖地に祀られる多数の神格(熊野三神ほか)
琉球八社の中でも最もユニークな神社。宜野湾市の中心部に鎮座し、社殿の下に全長約280mの鍾乳洞(ガマ)が広がっている。この洞窟は古くから聖地として崇拝されており、鍾乳洞そのものが御神体と言っても過言ではない。
太平洋戦争中には多くの住民や兵士が避難した場所でもあり、洞窟内には今も慰霊碑が置かれている。参拝すれば洞窟の一部を見学でき、石灰岩特有の神秘的な空間に圧倒される。御朱印の図案に鍾乳洞をモチーフにした印が使われており、沖縄でしかいただけない一体だ。
- 御朱印の特徴: 鍾乳洞をモチーフにした印が入るオリジナルデザイン。沖縄の大地と信仰を刻んだ記念碑的な御朱印
- 初穂料: 500円
- アクセス: 那覇市内からバス・車で約30分。宜野湾市役所から徒歩5分
授与情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授与時間 | 9:00〜17:00 |
| 授与場所 | 社務所 |
| 書き置き/直書き | 直書き |
| 限定御朱印 | あり(月替わり・鍾乳洞見学特別御朱印など) |
5. 安里八幡宮(あさとはちまんぐう)|那覇市

ご祭神: 品陀和氣命(応神天皇)・帯中津日子命・息長帯日売命
沖縄最古の八幡宮で、1427年に尚巴志王によって創建された。琉球王国統一の守護神として、歴代国王の崇敬を集めた神社だ。安里は那覇市内の地名で、国際通りからも近い立地にある。
八幡宮は全国各地にある神社形態だが、沖縄の八幡宮は本土とは少々異なる雰囲気を持つ。境内は小ぢんまりとしているが、石畳の参道と琉球石灰岩の灯籠が独特の景観を作り出している。那覇市内を巡る御朱印めぐりのコースに組み込みやすい立地も魅力。
- 御朱印の特徴: 「安里八幡宮」の力強い墨書きに、八幡宮の象徴である鳩の印。沖縄最古の八幡宮としての格を感じる一体
- 初穂料: 500円
- アクセス: モノレール安里駅から徒歩5分
授与情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授与時間 | 9:00〜17:00 |
| 授与場所 | 社務所 |
| 書き置き/直書き | 直書き |
| 限定御朱印 | あり(例大祭など) |
6. 末吉宮(すえよしぐう)|那覇市

ご祭神: 伊弉諾尊・伊弉冉尊・住吉三神
琉球八社のひとつで、那覇市末吉の丘陵地帯に鎮座する。周囲を末吉公園の深い緑に囲まれており、都市の中とは思えない森閑とした参道が印象的だ。15世紀に朝鮮の風水師が推奨した聖地とされ、琉球王国の風水思想を今に伝える神社でもある。
拝殿へと続く石段は急峻で、少々体力が必要。その分、境内に着いたときの達成感は格別だ。社殿裏には小さな鍾乳洞があり、自然と信仰が交差する空間は沖縄の神社らしさの極みといえる。
- 御朱印の特徴: 「末吉宮」の端正な墨書き。深い森の神社にふさわしい、静寂を帯びた一体
- 初穂料: 500円
- アクセス: モノレール古島駅から徒歩約20分、または市内バスで末吉公園入口下車
授与情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授与時間 | 9:00〜16:00 |
| 授与場所 | 社務所 |
| 書き置き/直書き | 直書き(宮司不在時は書き置き) |
| 限定御朱印 | あり(大祭・正月) |
7. 金武宮(きんぐう)|金武町

ご祭神: 日秀上人(にっしゅうしょうにん)・倶利伽羅大龍王ほか
琉球八社の中で、本島北部・金武町に鎮座する唯一の神社。15世紀末に薩摩から渡った日秀上人が開いたとされ、境内の大鍾乳洞がそのまま本殿になっているという、普天間宮と並ぶ異色の聖地だ。洞窟内には観音像や龍王の祠が安置され、仏教と神道と土着信仰が重層的に混在している。
金武町はタコライス発祥の地としても名高く、参拝後に近隣のレストランで沖縄グルメを楽しむのが定番コースになっている。那覇から北へ車で約45分とやや遠いが、洞窟神社というほかに類を見ない体験は、わざわざ足を運ぶ価値がある。
- 御朱印の特徴: 「金武宮」の力強い墨書きに龍の印。洞窟の神秘性を体感した後にいただく御朱印の重みは格別
- 初穂料: 500円
- アクセス: 那覇バスターミナルから急行バスで「金武」下車、徒歩5分。車なら那覇から沖縄自動車道・金武ICから約5分
授与情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授与時間 | 9:00〜17:00 |
| 授与場所 | 社務所 |
| 書き置き/直書き | 直書き |
| 限定御朱印 | あり(初詣・夏越など) |
8. 天久宮(あめくぐう)|那覇市
ご祭神: 天受久女龍宮王御神・天龍大御神・天妃大御神・真言大御神
琉球八社の8番目。那覇市の泊エリア、繁華街からほど近い場所にひっそりと鎮座する。12世紀ごろに起源を持つとされ、琉球王国時代は国王の祈願所のひとつとして機能していた。境内には小さな鍾乳洞があり、洞窟内の祠に神が祀られている点でも沖縄らしさが際立つ。
アクセスが良い割には知名度がやや低く、観光客でにぎわうことも少ない。那覇市内の御朱印めぐりで、波上宮・沖宮・安里八幡宮と組み合わせて訪れる効率的なコースとして人気が出てきている。
- 御朱印の特徴: 「天久宮」の格調ある墨書きに琉球の神格を示す印。静かな神社にふさわしい凛とした一体
- 初穂料: 500円
- アクセス: 那覇バスターミナルから路線バス「泊高校前」下車徒歩5分、またはモノレール美栄橋駅から徒歩約15分
授与情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授与時間 | 9:00〜16:00 |
| 授与場所 | 社務所 |
| 書き置き/直書き | 書き置き(事前確認推奨) |
| 限定御朱印 | あり(正月ほか) |
9. 首里天満宮(しゅりてんまんぐう)|那覇市
ご祭神: 菅原道真
世界文化遺産・首里城の城下に鎮座する天満宮。首里城の守護神のひとつとして琉球王国時代から崇敬され、現在は学問・受験合格の神として地元の受験生から信仰を集めている。首里城公園への参拝と組み合わせるルートで訪れる観光客も多い。
境内には梅の木が植えられており、天満宮らしい風情が漂う。琉球の文化的風土の中で根付いた天満宮という稀有な存在で、本土の天満宮とは一味違う雰囲気を持つ。御朱印には菅原道真ゆかりの梅の印が押されることが多く、首里城観光の記念にもなる一体だ。
- 御朱印の特徴: 「首里天満宮」の端正な墨書きに梅と菅公の印。首里城参拝の記念として人気
- 初穂料: 500円
- アクセス: モノレール首里駅から徒歩約10分。首里城公園から徒歩5分
授与情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授与時間 | 9:00〜17:00 |
| 授与場所 | 社務所 |
| 書き置き/直書き | 直書き・書き置き両方 |
| 限定御朱印 | あり(天神祭・梅まつりなど) |
10. 沖縄縣護国神社(おきなわけんごこくじんじゃ)|那覇市
ご祭神: 沖縄県出身の戦没者英霊(約19万柱)
那覇市奥武山公園内に鎮座する。太平洋戦争での沖縄戦で亡くなった約19万柱の英霊を祀る慰霊の神社で、沖縄の戦争の記憶と向き合う場所として特別な意味を持つ。本土の護国神社と同様の役割を担うが、沖縄戦の凄惨な歴史を背負う重みは格別だ。
沖宮と境内が隣接しており、奥武山公園内での参拝ルートに自然と組み込める。年末年始には初詣の参拝者でにぎわい、6月23日の「慰霊の日」には厳粛な慰霊祭が執り行われる。御朱印には護国の精神を表す力強い墨書きが施される。
- 御朱印の特徴: 「沖縄縣護国神社」の重厚な墨書きに護国の印。沖縄の歴史と記憶を刻む一体
- 初穂料: 500円
- アクセス: モノレール奥武山公園駅から徒歩5分
授与情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授与時間 | 9:00〜17:00 |
| 授与場所 | 社務所 |
| 書き置き/直書き | 直書き |
| 限定御朱印 | あり(慰霊の日・正月など) |
沖縄御朱印めぐりのモデルコース
那覇1日コース(徒歩・モノレール中心)
那覇市内には琉球八社の7社が集中している。公共交通機関を使えば1日で主要社を巡ることが可能だ。
午前
- 9:00 波上宮(モノレール旭橋駅から徒歩15分)
- 10:00 天久宮(バス・徒歩)
- 11:00 安里八幡宮(モノレール安里駅から徒歩5分)
午後
- 13:00 識名宮(バス)
- 14:30 首里天満宮(モノレール首里駅から徒歩10分)
- 16:00 沖縄縣護国神社・沖宮(モノレール奥武山公園駅から徒歩5分)
末吉宮は急な石段があるため、体力に余裕があれば翌日に回すと無理がない。
2日目:本島中北部コース
- 午前: 普天間宮(宜野湾市、車で那覇から30分)
- 午後: 金武宮(金武町、沖縄自動車道利用)
2日間でほぼすべての10社を網羅できる。
沖縄の御朱印を楽しむために知っておきたいこと
琉球の宗教文化の特殊性
沖縄の神社を参拝するとき、本土の神社とは異なる宗教的背景を知っておくと参拝がより深いものになる。
沖縄には古くから**御嶽(うたき)**と呼ばれる聖域が存在した。御嶽は特定の建造物を持たず、森や岩場が神の宿る場所とされた。最大の聖地は「斎場御嶽(せーふぁうたき)」で、世界文化遺産にも指定されている。
御嶽の祭祀を担ったのはノロと呼ばれる神女(かみんちゅ)で、霊力を持つとされる女性が神と人の間を取り持った。この伝統は現代の沖縄にも形を変えて生き続けており、「ユタ」と呼ばれるシャーマン的存在が今も島のコミュニティで重要な役割を担う場合がある。
琉球八社は、こうした土着の宗教文化の上に本土の神道が重なった形で成立した。石灰岩の鍾乳洞を御神体とする普天間宮や金武宮は、まさに琉球土着の聖域信仰が神道形式の中に生き続けている好例だ。
季節と行事
沖縄の神社は本土の神社と同様、季節ごとに特別な行事が行われる。御朱印も祭礼に合わせた限定デザインが授与されることがある。
- 正月(1〜3日): 波上宮、沖縄縣護国神社で初詣の参拝者が多い。限定御朱印も登場
- 旧正月(1〜2月頃): 沖縄は旧暦文化が強く残るため、旧正月にも特別な祭礼が行われる神社がある
- 慰霊の日(6月23日): 沖縄戦の組織的戦闘終結の日。縣護国神社では厳粛な慰霊祭が執り行われる
- 旧盆(8〜9月頃): 沖縄の旧盆(エイサーの季節)に合わせた特別行事も
御朱印帳について
沖縄の神社では、本土で一般的な御朱印帳がそのまま使える。ただし、沖縄独自の御朱印帳(首里城の紅型模様をあしらったものなど)を各神社や那覇市内の文具店で入手できる場合もある。沖縄らしい柄の御朱印帳で、沖縄の御朱印を集めるのも旅の楽しみのひとつだ。
よくある質問
Q. 琉球八社をすべて集めるのにどれくらいかかる?
A. 那覇市内の7社は効率よく回れば1日で可能。金武宮(金武町)を加えると、2日間あれば全8社を無理なく巡れる。車があれば1日で全部回ることも不可能ではないが、各社でじっくり参拝する時間を考えると2日間がおすすめ。
Q. 英語対応はある?
A. 波上宮・沖宮・普天間宮など主要な神社では、英語の由緒書きや看板が整備されていることが多い。御朱印自体は日本語表記だが、海外からの参拝者も増えており、対応できる神職がいる神社も増えている。
Q. 御嶽(うたき)と神社は一緒に参拝してよい?
A. 御嶽と神社は別物で、宗教的な性格も参拝作法も異なる。御嶽は元来、特定の集落の人々が祀る聖域であり、外来者が気軽に立ち入ることが本来の文化的文脈とはずれる場合もある。斎場御嶽など観光化された御嶽は参拝・観光が可能だが、集落の御嶽には無断で立ち入らないことがマナー。神社は通常の参拝作法で参拝できる。
Q. 沖縄の神社で手水の作法は本土と同じ?
A. 基本的には同じ。ただし神社によって手水舎の形が本土と異なる場合もある。波上宮などは比較的整備されているが、小さな神社では手水舎がないこともある。不安なら参拝前に柄杓が置いてあるか確認するとよい。
Q. 限定御朱印はいつ登場する?
A. 沖縄の神社の限定御朱印は、正月・大祓(6月・12月)・各社の例大祭の時期に登場することが多い。沖宮は月替わり御朱印の種類が特に多く、毎月通う参拝者もいるほどだ。最新情報は各神社の公式SNSで確認するのが確実。沖縄は旧暦行事が盛んなため、旧暦に合わせた限定御朱印が登場することも珍しくない。
Q. 石垣島や宮古島にも神社はある?
A. ある。石垣島には「八重山神社」、宮古島には「宮古神社」が鎮座しており、いずれも御朱印がいただける。八重山神社は1937年創建で、島の産業守護の神社として崇敬されている。本島の神社と合わせてコレクションを広げたい場合は、離島への旅を計画するのも一興。ただし授与時間が短かったり不定期な場合もあるため、事前問い合わせを忘れずに。
沖縄の御朱印めぐりをもっと楽しく
琉球王国が育んだ独自の信仰と、本土から伝わった神道が融合した沖縄の神社は、参拝するたびに「これは本土とは別の宗教文化だ」と気づかせてくれる。海を見下ろす崖上の神社、鍾乳洞の奥に祀られた神、熱帯の深い緑に包まれた参道。どれも本土では体験できない、沖縄ならではの参拝体験だ。
御朱印という記録媒体は、そういった体験を具体的な形で手元に残してくれる。波上宮の御朱印を手にするたびに、あの断崖の上から見下ろした青い海が蘇るだろう。
「御朱印めぐり」アプリなら、各神社の詳細情報や参拝記録、御朱印の写真管理もかんたん。沖縄ならではの御朱印文化と琉球の歴史をAIガイド「白狐」が詳しく解説してくれる。旅の計画から参拝記録まで、ぜひ活用してみてほしい。
画像ライセンス
- 波上宮: Zairon, CC BY 4.0, Wikimedia Commons経由
- 沖宮: Nnh, Public Domain, Wikimedia Commons経由
- 識名宮: ChiefHira, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons経由
- 普天間宮: ChiefHira, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons経由
- 安里八幡宮: ChiefHira, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons経由
- 末吉宮: ChiefHira, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons経由
- 金武宮: ChiefHira, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons経由


