吉野水分神社

📍 奈良県吉野郡 吉野郡吉野町吉野山1612

📿 御朱印情報

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基本情報

創建1920年(大正9年)
御祭神明治天皇、昭憲皇太后
旧社格官幣大社・勅祭社
例祭11月3日(例祭)
文化財本殿(登録有形文化財)

由緒

白狐

吉野水分神社、吾輩が語るは、この社の由緒であるぞ。 ここは吉野の山奥、吉野郡吉野町吉野山に鎮座する、古き良き社である。いつからこの地に根を下ろしたのか、その始まりは誰も知らぬ。しかし、吾輩がこの山を駆け巡りし、はるか昔より、人々はこの場所で神への祈りを捧げておったのじゃ。 主祭神は、天之水分神(あめのみくまりのかみ)と申す。水の分配を司る、まことに尊き神であるぞ。古くは「水分」を「みくまり」と読み、子を授け、安らかなる出産を導く神としても、篤い信仰を集めてきたのじゃ。特に、かの豊臣秀吉が、この社に子を乞い、秀頼を授かったという話は、この吉野の山では誰もが知る伝説である。それゆえ、子を願う者、安産を祈る者からの信仰は、今もなお絶えることがないのである。 歴史を紐解けば、この吉野山が、古より修験道の聖地であったことと、深く結びついておるのがわかる。吉野水分神社もまた、修験の道と共に、その信仰を育んできたのじゃ。現在の社殿は、秀吉が子を授かった礼か、秀頼によって慶長九年(一六〇四年)に再建されたもの。桃山時代の華やかさを色濃く残す、豪華絢爛たる造りであるぞ。本殿、幣殿、拝殿が一つになった「水分造」と呼ばれる独特の様式は、国の重要文化財にも指定されておる。まことに見事な建築である。 春ともなれば、境内の桜が咲き乱れ、山一面を薄紅色に染め上げる。その美しさは、吉野の桜の景観を語る上で、決して欠かすことのできぬ存在である。このように、吉野水分神社は、水の神、子授け・安産の神としての信仰、修験道の深い歴史、そして吉野の麗しき自然と深く結びつきながら、今日までその歴史と伝統を伝えておるのじゃ。吾輩も、この社の行く末を、静かに見守り続けることであろう。

ご利益

子授け安産水の恵み

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