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日野八坂神社|5月は新選組御朱印の月──土方歳三命日と「ひの新選組まつり」

日野八坂神社|5月は新選組御朱印の月──土方歳三命日と「ひの新選組まつり」
目次

日野八坂神社|5月は新選組御朱印の月

東京・日野市の日野八坂神社では毎年5月、月替わり御朱印のデザインが「新選組」に変わる。今年2026年も同様で、3種の新選組モチーフ御朱印が5月1日から授与されている。さらに5月8日からはJR東海とのコラボ切り絵御朱印も加わる。

背景にあるのは、5月9〜10日に開催される**第29回「ひの新選組まつり」**と、5月11日という日付だ。


5月11日が意味すること

1869年5月11日(旧暦4月11日)、新選組副長・土方歳三が函館五稜郭の攻防戦で戦死した。享年34。

土方歳三は日野市石田村の出身だ。武家ではなく農家の末子として生まれ、家伝薬「石田散薬」の行商をしながら剣術を学び、近藤勇の天然理心流道場(試衛館)に通い詰めた。上洛後は新選組副長として組織を率い、京都の治安維持に辣腕を振るった。維新後は旧幕軍に参加し、最後まで銃弾の中にいた。

命日の11日の前後、日野市は毎年この人物の記憶を呼び覚ます。祭りの会場も、御朱印のモチーフも、そこに向かって設計されている。


日野八坂神社と天然理心流の接点

日野八坂神社が新選組ゆかりの地として語られる理由のひとつが、境内に保存された**「天然理心流剣術奉納額」**だ。

安政5年(1858年)、日野宿に集った天然理心流の門人23人が連名でこの額を奉納した。そこには近藤勇(当時の名は嶋崎勇)、沖田総司(惣次郎)の名も記されている。のちに新選組の核となる人物たちが、この神社の拝殿に集まって剣術の腕を磨き、額を奉納した。

額の奉納は1858年。その5年後の1863年、新選組の母体となる浪士組が上洛する。日野八坂神社は、その前史を物理的に保存している数少ない場所のひとつだ。


2026年5月の御朱印

新選組モチーフ御朱印(3種)

  • 書き置きと直書きの両方に対応
  • 5月1日から授与開始、まつり期間中(5月10〜11日)も授与

JR東海コラボ切り絵御朱印

  • 5月8日(金)から授与開始
  • 「~新選組~剣士崇敬の地」をテーマにした切り絵仕様
  • JR東海のEXサービスと連携した観光コンテンツの一環

御朱印帳(通年)

  • 「天然理心流剣術奉納額」の図柄が入った御朱印帳を頒布

第29回「ひの新選組まつり」

今年で29回目を数えるこのまつりは、**5月9日(土)と10日(日)**に日野市内2会場で開催される。

  • 9日(土): 高幡不動(高幡不動駅周辺)会場。隊士コンテストなど
  • 10日(日): 日野宿(日野駅周辺)会場。新選組隊士パレードが目玉

幕末の新選組隊士に扮した参加者が日野宿の通りを行進するパレードは、まつりの中核だ。コスプレイベントというより、土地そのものの記憶を再演する行為に近い。


「誠」という旗と御朱印帳の距離

新選組の象徴といえば「誠」の一字が入った浅葱色の羽織だ。日野八坂神社では「誠」の文字が入った絵馬も人気を集めている。

御朱印を集める行為と、幕末志士への共感を重ねる動き。どちらも「その場所に立った証を手元に残す」という点で似ている。観光客でも、歴史ファンでも、御朱印帳を手に持って日野を歩く理由は案外共通しているかもしれない。

土方歳三の命日は5月11日。まつりが終わった翌日にあたる。


アクセス

  • 所在地: 東京都日野市日野本町3-14-12
  • 最寄り駅: JR中央線 日野駅 徒歩5分
  • 御朱印授与時間: 9:00〜16:00(要確認)
  • 公式: 日野市観光協会

情報ソース:

画像クレジット: Hino Yasaka-jinja — Asturio Cantabrio, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

この記事の情報は2026年5月6日時点のものです。御朱印の頒布状況は神社公式SNSでご確認ください。

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