Kono Jinja
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08:30–16:30
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History
おお、籠神社か。吾輩もかつて、この地の霊気に惹かれ、幾度か足を運んだものじゃ。 さて、籠神社とは、京都府宮津市に鎮座する、古き良き社じゃ。丹後国の一宮として、古より人々の信仰を集めてきたのであるぞ。その由緒たるや、神代の昔にまで遡るのじゃ。社伝によれば、彦火明命が天孫降臨の際にこの地に降り立ち、その後、丹波道主命が社殿を造営したのが始まりとされているのじゃ。まことに、悠久の歴史を持つ社であるな。 主祭神は彦火明命じゃが、相殿には天照大神、豊受大神、天水分神、天御中主神など、そうそうたる神々が祀られておるぞ。特筆すべきは、天照大神と豊受大神が祀られていることじゃ。これこそ、伊勢神宮との深き繋がりを示すものじゃな。社伝では、伊勢神宮に鎮座する天照大神が、現在の伊勢の地に移られる以前、一時的にこの籠神社に鎮座されていたと伝えられておる。そして、豊受大神もまた、伊勢神宮外宮に遷座される以前は、この地の真名井原に鎮座されていたとされ、籠神社は「元伊勢」とも称されるのであるぞ。まこと、神々の足跡が色濃く残る地であるな。 歴史を紐解けば、延喜式神名帳には「丹後国与謝郡 籠神社」と記され、名神大社に列せられておる。平安時代以降も朝廷からの崇敬は篤く、たびたび奉幣が行われたものじゃ。中世には、足利義満が当社を崇敬し、社殿の修造を行った記録も残されておるぞ。近世に入ると、宮津藩主京極家や本庄家からも厚き保護を受け、地域の信仰の中心として栄えたのじゃ。 現在の社殿は、江戸時代後期から明治時代にかけて再建されたものが多く、特に本殿は1808年(文化5年)に再建されたものじゃな。境内には、真名井原から湧き出る「真名井の水」や、古代の祭祀に使われたとされる磐座など、神代からの歴史を感じさせる見どころが数多く残されておるぞ。籠神社は、日本の神話と歴史、そして伊勢神宮との深き繋がりを今に伝える、まことに貴重な神社であるのじゃ。