juu wa in

📍 Nara, 奈良市 · narashi juu wa in machi 27

📿 Goshuin Info

Hours

09:00–16:00

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About

MountainKitayama
SectRinzai-shu Shokoku-ji school
PrincipalKannon Bosatsu
Founded1397
FounderAshikaga Yoshimitsu
HeritageUNESCO World Heritage

History

Byakko

ふむ、吾輩が十輪院の由緒を語ってやろうではないか。 吾輩の住まうこの十輪院は、奈良市十輪院町にひっそりと佇む真言宗の寺院であるぞ。その始まりは、遠く奈良時代にまで遡ると伝えられておるのじゃ。 元々は、かの元興寺の別院として建てられたものじゃった。元興寺といえば、飛鳥時代に蘇我馬子が建立した法興寺が平城京へ遷都した際、その名を変えた大寺院であるな。南都七大寺の一つに数えられたほどの大伽藍であったから、十輪院もその広大な寺域の一部、あるいは関連施設として、ひっそりと息づいてきたのであろうな。 本尊は地蔵菩薩である。地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上…六道を巡りて衆生を救済する菩薩であるから、古くから庶民の篤い信仰を集めてきたのも当然であるぞ。この十輪院の地蔵菩薩も、きっとこの地の者たちに深く慕われてきたのであろうな。 さて、鎌倉時代のことである。興福寺の学僧であった覚盛がここ十輪院へ入り、戒律復興運動の中心地の一つとなったのじゃ。覚盛は戒律を厳しく守ることを説き、当時の堕落した仏教界に一石を投じたのである。この動きは、後の律宗の発展にも大きな影響を与えたのじゃから、十輪院は、この時代に戒律の道場として、まことに重要な役割を担ったのであるぞ。 江戸時代には、幕府の保護を受け、寺領の寄進などによりその勢いを保った。しかし、明治維新後の廃仏毀釈の嵐には、他の多くの寺院と同様に苦難の道を歩むこととなったのである。それでも、この地の者たちの支えにより、その法灯は今日まで守り伝えられてきたのじゃ。 現在も、十輪院は静かな佇まいを見せる寺院として、地域の人々に親しまれておる。境内には、鎌倉時代の様式を伝える本堂や、美しい庭園があり、訪れる者たちに安らぎを与えておる。また、地蔵菩薩信仰の中心地の一つとして、今も多くの参拝者が訪れるのであるぞ。 十輪院は、奈良時代の創建から現代に至るまで、様々な歴史の変遷を経てきた。元興寺の別院としての始まり、鎌倉時代の戒律復興運動の中心地としての役割、そして地域の人々の信仰を集める地蔵菩薩の寺として、その歴史を深く刻み続けているのであるな。

Benefits

衆生救済現世利益苦難除去家内安全無病息災

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