甲子園熊野神社
📍 兵庫県西宮市 西宮市熊野町3-26
基本情報
由緒
甲子園熊野神社と申すは、兵庫の西宮の地、熊野町に鎮座する社であるぞ。 その由緒を語ろうか。明確な記録こそ残されておらぬが、社に伝わる話によれば、今よりおよそ八百年前、鎌倉時代の初期、承久の御代(1219年~1222年)に、紀州の熊野本宮大社より、神々を招き奉ったのが始まりじゃと。かの時代は、全国津々浦々に熊野の信仰が広まり、多くの熊野神社が創られた頃と重なるのじゃな。 吾輩がこの社で祀られておる神々は、伊邪那美命、速玉男命、事解男命、つまりは熊野三山に鎮座まします神々であるぞ。これらの神は、生命を生み出し、再生させ、そして罪穢れを祓い清める御力をお持ちじゃ。故に、古より人々の信仰を集めてきたのじゃな。 甲子園熊野神社は、創られて以来、この地の産土神として、人々の営みを見守ってきた。五穀豊穣、家内安全、病気平癒など、様々な願いが捧げられてきたのであるぞ。特に、この一帯が甲子園球場が造られる前は、一面の田園地帯であったからな、農業の守護神としての信仰も篤かったと見ておる。 江戸の世には、西宮郷の村々の鎮守として崇められ、明治の世となってからも、地域の人々の信仰の中心として、祭礼が盛大に行われてきたのじゃ。現在の社殿は、昭和の初めに再建されたものじゃが、地域の歴史と文化を伝える貴重な存在であるぞ。 甲子園という地名は、大正の世に阪神甲子園球場が建設された際に名付けられたものじゃが、吾輩はそれよりもずっと前からこの地に鎮座し、地域の歴史を見つめてきた古社である。今もなお、地域の人々の心の拠り所として、大切に守り伝えられておるのじゃ。
ご利益
五穀豊穣家内安全病気平癒厄除け生命再生