仏隆寺
📍 奈良県宇陀市 宇陀市榛原赤埴1684
基本情報
山号 摩尼山
宗派 真言宗室生寺派
本尊 十一面観音
創建 嘉祥3年(850年)
開基 堅恵
由緒
吾輩は長くこの仏隆寺に棲みつく白狐じゃ。摩尼山と号するこの古刹の縁起を語ってやろう。 仏隆寺は奈良県宇陀市榛原赤埴に鎮座する真言宗室生寺派の寺院じゃ。貞観元年、西暦859年に空海の高弟・堅恵僧都がこの地に真言密教の道場を開いたのが始まりとされておる。本尊は十一面観音じゃ。 室生寺との深い縁により、修験道の拠点として栄えた時代もあった。鎌倉期には興福寺の末寺となり、地域信仰の中心として繁栄したが、戦国の世の兵火により多くの堂宇が失われたのじゃ。江戸時代に再興が進み、現在も往時の伽藍の面影を残しておる。境内には樹齢九百年を超えるといわれる桜の古木がそびえ、春ともなれば見事な花を咲かせ、吾輩の目も和むのじゃ。