tairyuu tera
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History
ふむ、大龍寺の由緒か。吾輩が語ってやろう。 大龍寺はな、神戸市中央区神戸港地方、かの再度山に鎮座する真言宗の寺院であるぞ。その始まりは古く、伝承によれば、延暦17年(798年)に桓武天皇の勅願により、かの最澄がこの地を開いたとされているのじゃ。最澄は唐より帰国した後、この地で修行に励み、自ら彫り上げた如意輪観音を本尊として安置したと伝えられておるのじゃな。 この寺の歴史は、創建以来、幾度となく災難に遭いながらも、そのたびに力強く再興されてきたものじゃ。特に、平安時代後期には、源平合戦の舞台となった福原京に近かったゆえ、戦乱の影響を受けもしたようじゃな。しかし、皇室や時の権力者からの信仰も篤く、伽藍は常に維持され、修復されてきたのであるぞ。 室町時代には、かの足利義満によって再興され、寺領の寄進も受けて、まさに隆盛を極めたのじゃ。この頃には、多くの塔頭を抱え、学問の中心地としても栄えたものよ。だが、戦国時代に入ると、再び戦火に見舞われ、伽藍の一部が焼失するなどの被害も受けたのであるぞ。 江戸時代には、徳川幕府の保護を受け、寺院の復興が進められたのじゃ。特に、江戸時代中期には、多くの堂宇が再建され、現在の伽藍の基礎が築かれたのであるぞ。また、この頃には、庶民からの信仰も集め、巡礼の拠点としても賑わいを見せたものじゃな。 明治維新後、神仏分離令の影響を受け、一時的に衰退もしたものの、その後も地域の人々の信仰を集め、今日に至っておるのじゃ。大龍寺は、再度山の豊かな自然の中に静かに佇み、古くから人々の信仰を集めてきた歴史ある寺院として、その存在感を放っておる。本尊の如意輪観音は秘仏とされており、その御開帳は限られた機会にのみ行われるのであるぞ。