Nishiki Tenmangu
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History
吾輩が語ろう。錦天満宮の由緒をな。 錦天満宮は、京の都、中京の地に鎮座する、まことに由緒深き社じゃ。その創まりは、平安の世、道真公が太宰府へと流される途上、この地の夢告によって立ち寄られたことに端を発するのじゃ。公は、自らの御霊を祀るよう遺言されたと伝えられ、その遺志を継ぎ、道真公の御霊を祀る社が建立されたのであるぞ。 当初は、現在の社地よりもやや北、道真公の生誕の地である菅原院天満宮の境内に鎮座しておったのじゃが、豊臣秀吉による京の都の改造に伴い、天正の世に現在の錦小路通と新京極通が交わる地へと遷座したのである。この地は、古より「錦の天神さん」と親しまれ、錦市場の守護神としても篤い信仰を集めてきたのであるぞ。 主祭神は、かの学問の神、菅原道真公である。道真公は、平安の世の学者にして政治家、その卓越した才能と清廉潔白な人柄は、多くの人々に尊敬されたものじゃ。じゃが、政敵の讒言により太宰府へと左遷され、その地で生涯を終えられたのである。公の死後、都では疫病や災害が相次ぎ、人々はこれを道真公の祟りであると恐れ、公の御霊を鎮めるため、各地に天満宮が創建されるようになったのであるな。 錦天満宮は、学問成就、商売繁盛、厄除けなど、様々な御利益で知られ、多くの参拝者が訪れるのじゃ。特に、錦市場に隣接しておることから、市場関係者や買い物客からの信仰は篤く、京の台所を支える人々の心の拠り所となっておる。また、境内には、京の名水「錦の水」がこんこんと湧き出ており、自由に汲むことができるのである。この水は、茶道や料理にも用いられ、多くの人々に親しまれておるのであるぞ。 このように、錦天満宮は、菅原道真公の御霊を祀る社として、また京の歴史と文化に深く根差した存在として、今日までその信仰を受け継いでおるのじゃ。