長興院

📍 京都府京都市 京都市右京区花園妙心寺町63

📿 御朱印情報

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由緒

白狐

吾輩が語ろう、「長興院」の由緒を。京の都、右京区花園妙心寺町にひっそりと佇む、妙心寺の塔頭の一つであるぞ。その歴史は、室町時代の中期、文明元年(1469年)にまで遡るのじゃ。 開基は、室町幕府において絶大な権勢を誇った守護大名、細川勝元公である。応仁の乱にて東軍の総帥を務めし、当時の政治と文化を牽引した御仁じゃな。勝元公は、自らの菩提を弔うため、この長興院を創建したと伝えられておる。 そして開山には、妙心寺の第八世住持にして、勝元公の師でもあった景川宗隆(けいせんそうりゅう)禅師を迎え入れたのじゃ。景川宗隆禅師は、妙心寺の中興の祖の一人として数えられ、その教えは多くの人々に影響を与えたものであるぞ。 創建当初の長興院は、細川家の厚い庇護のもと、大いに隆盛を極めたのじゃ。しかし、応仁の乱を始めとする幾多の戦乱、そして時代の移ろいの中で、幾度かの荒廃と再興を経験しておる。特に江戸時代には、妙心寺の他の塔頭と同様に、多くの僧侶たちが寺院の維持・管理に尽力し、その法灯を守り続けてきたのであるぞ。 現在の長興院は、妙心寺の広大な境内の一角に、静かに佇んでおる。創建当時の建物は残念ながら残っておらぬが、歴代住持や細川家ゆかりの品々が今に伝えられ、往時の歴史を語り継いでおるのじゃ。一般公開はされておらぬが、妙心寺の歴史を語る上で、まことに重要な存在であり続けているのであるぞ。

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